ふんだり蹴ったり(仮)ver.2.0
≪2018.04  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31  2018.06≫
info
トップページのジェフレンはKanaさんに描いて頂きました(*´∀`)2枚描いて頂いたんですがもう一枚はKanaさんのブログで見れます。Kanaさんどうもありがとうございます!
entry
tumblr/twitter
about
Author:chica


070208引っ越してきました。
一時的な避難所のはずがすっかりここに居付いています。旧ブログはこっち。
ぼちぼち過去ログ移行中です。→ログ飛んだ。



欲しいものメモ
メモ: 
旅行記あれこれ。
行った国マップ



MyFlashFetish.com
mailform

名前:

メールアドレス:

件名:

本文:


うまく作動しない場合はpapabubble@dublin.comまで
search
rss
category
bookmark
flagcounter
free counters
2018.03.20 Tue
犯罪

作者(フェルディナント・フォン・シーラッハ)とタイトル(犯罪)で検索すると誤訳を指摘するサイトが一番に引っかかるってどうなん?
と思いつつそれ(誤訳)を差し引いても面白かったです。
『棘』が一番好み。
こういう平凡な人が淡々と狂気に犯されていく様子とかまったく反対に少しだけ小さな幸せを見つけたりする話好きなんですよ。
今回は前者ですけど。
必要以上に装飾しない文章と淡々と過ぎていく日常がめちゃくちゃ合っていてハマりました。
因みに後者だと映画になっちゃうんですけどアキ・カウリスマキの『街のあかり』とかパトリス・ルコントの『列車に乗った男』とか。
列車に乗った男はちょっと違うか。
それで「棘を抜く少年」が棘を抜く事が出来たか否かってそういうの気になりだすのもなんかわかってしまうし、
取りつかれてしまったのは同じ部屋で長時間過ごし続けたストレスなんでしょうけども。
このあるある感も相まって好きです。私も最近、息子と一緒に「ブレーメンの音楽隊」の歌を聴きながら
「ブレーメンは遠い、遠いって歌ってるけどそもそも出発点どこなのよ?」
という事が気になって一時間くらいスマホで調べまくってました。結局わかんなかったんですけど。

『エチオピアの男』はなんかちょっと泣けてくる話ですよね、これ最後で良かった。
『緑』は数字だと何だろう?RGB(0.128.0)ですけど128だと赤になっちゃうんで32768?
そんなでかい数字、作中に出てきただろうか。008000とかもっと長いしなあ。
『タナタ氏の茶碗』の最後の会話はマノリスたちが助かった事によって死ぬ必要がなかった誰かが死んだということ?盗まなければ死ぬことのなかった人たちの暗喩?それともこの会話に特に意味はない?
ほら、またこんな感じで考えても仕方のない事が気になってくる。

2015年初版の文庫版では上記サイトによる誤訳は大部分修正されていますが
その後の展開と齟齬がない、影響がない部分はそのまんまになっております。
『幸運』の「男の顔が横を向き、よだれがあごを伝い、目が天井を向いている」もそのひとつ。
でもこれ、読み返す度笑っちゃうから修正して欲しい/笑

あとその『幸運』ですが最後の段落で本当に幸運だったとイリーナが思う場面で
「もしや心筋梗塞に見せかけた殺しって事か?バレなくて良かった的な!?」
と勘違いしてたんですがこれは単純に自分が不法入国による拘留がなくて幸運だった、って事なんですね。
ちょっと「毒性元素」の世界に入り浸りすぎたみたいです。
関連記事
スポンサーサイト

Movie/Drama/Book/Music    Top↑