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| HOME | 2015.03.19 Thuコペンハーゲン2 彼らと私たち [Borgen2 : Dem & Os ]
カスパーの過去には同情するけれどやり方には同意できない。
みどりの党が連立政権から離脱したため、野党は与党に揺さぶりをかけます。 刑事責任年齢を14歳から12歳に引き下げろと迫るります。 ちなみにビアギッテの発言からデンマークは数え年っぽい?ので実質今は13歳が刑事責任年齢。 イギリスは12歳だーなんて発言を聞いていると 日本ってその辺子どもにめちゃ甘いんだなーと思います。 この件に関しては割りと右側意見に賛成の私ですが カスパーの自分の過去から来る子どもから子ども時代を取り上げ厳罰を与える事が正しいとは思えない、 という発言には納得しましたし、こういう状況下に置かれて殺人に及んだ場合、責任年齢に達しているからといって厳罰に処して良いのかって事ですよね。 で、この国民党からの提案の直後にスヴェンが移民3世の13歳の少年に 階段から突き落とされ腕を骨折するという事件が起こるわけです。 ここぞとばかりに与党に詰め寄る野党集団、ついでに今度は世論も味方します。 ビアギッテは元々厳罰化はすべきではないという左派的な考えですが 連立政権の労働党の中でもこの問題は党内で意見がわかれるところ。 だから政権の更なる分離を狙ってスヴェンはこの問題を立ち上げたのですが とにかく反対、っていうかスヴェンの考えが大嫌いなカスパーは議員でもないのに ありとあらゆる手を使ってスヴェンを叩きのめそうとします。 1.スヴェンに直接暴言を吐く。 2.怪我したスヴェンの骨折は偽装だというデマをマスコミに流す 3.労働党青年部と協力して国民党ネガティブキャンペーンの広告を出す。 番外編でスヴェンに同情的なインタビューを取ったTV1レポーターのカトリーネに八つ当たり。 気持ちはわかりますけどあなたは首相の報道補佐官であって議員ですらないからね。 そんなに自分の意見が述べたいならそれこそカトリーネみたいにマスメディアの人間になればよいのに。 カスパーは薄々見え隠れする過去の映像から何となくそんな予感はしておりましたが 実父(とその友達複数人)に性的虐待を受けておりました。 カスパー、という名前も改名後の名前。本当の名はケネト。 性的虐待の末に父親を刺したカスパーは刑事責任年齢に達していなかった為 起訴されずその犯罪歴が経歴に載る事もなかったのですね。 冒頭にも書きましたが気の毒だとは思うし、そういう主張になるのもわかる。 だけど仕事に持ち込むのってどうなの。 その過去をもしビアギッテが知ったとして 「そうなの、それは気の毒に。あんな広告出しても仕方ないわね」 ってなると思う?ならないでしょうよ。 完全に冷静さを失ったカスパーはこの広告をきっかけに報道補佐官の仕事をクビになります。 ビアギッテは後任はまだ探さなくて良い、一晩時間を与えましょう。 と言っていたのでむしろどっちかっていうと自主退職なのかな? もっとカスパーの行動が理解できないのは今回ようやくカトリーネに自分の過去を曝け出す勇気を出しましたが 自分の過去を秘密にしておいて好き勝手振舞ってロッテを無闇に傷つけて 過去にはカトリーネだって傷つけているわけで自分の過去が悲惨だったら関係のない人間をむやみやたらに傷つけても良いのかってこと。 カトリーネとも向き合わず、尽くしてくれるロッテを傷つけ それでロッテに愛想尽かされたって被害者ぶるなよ!と言いたいです。 仕事と恋人を失ったカスパーはカトリーネの元へ行き、再び愛の告白。 「愛している人に秘密なんか持たない」というカトリーネに自分の過去が詰まった箱、 カスパーの母親が残したカスパーの起こした犯罪の新聞記事とテレビ番組の録画テープを渡します。 ビデオデッキがまだ家にある事にびっくり!w 我が家はとうの昔に捨ててしまいました。 カスパーの過去を知ったカトリーネはカスパーの元へ行き、泣きながらカスパーを抱きしめます。 何故カスパーに秘密が多いか理解は出来たけれどまさかここまで重いとは。 一方ビアギッテ、カスパーにすっかり足を引っ張られる形で 一時期は感情的になりスヴェンを親になる資格がないと詰ったり(ビアギッテは知らなかったのだけどスヴェンは事故で娘を亡くしている)踏んだり蹴ったりな様子でしたが最終答弁で新たな決議案を提出。 これがなんと一票差で可決され、国民党の ビアギッテが提出した決議案の内容は 『この問題を話し合う委員会を発足し、委員会のメンバーは専門家と各党の党首。 刑事責任年齢の引き下げについて利点と欠点を検討。 結果を法務委員会と社会委員会に継続的に報告。 この問題は早く解決すべき問題なので処罰年齢引き下げの可能性も除外はしないが その場合、子どもの幸福に配慮するものとする』 色々言ってますけど窮地を切り抜ける為に時間稼ぎの決議案作ったぜ!感は否めませんw でもビアギッテの〆のスピーチは少なくともカスパーへの配慮も見られます。 ビアギッテも自宅に帰れば ラウラの事で子どもが子ども時代を幸福に過ごすにはどうしたら良いか頭を悩ませている母親ですからね。 それにしてもこのラウラの件、フィリップにはちょっとがっかり。 付き合っている人間に流されるブラピタイプの男性だったとは! 今まで子どもに簡単に抗うつ剤を与えるのはどうよ?という点でビアギッテと同じ意見だった筈なのに 現彼女セシリエが薬を与える事に賛成ならあっさり賛成派に。 反対するビアギッテを「彼女への嫉妬」呼ばわりですよ。 薬物治療は悪い面だけじゃなく良い面もあります、それはわかるんですけど 親としてまだ10代の子にぽんぽん薬物治療を推し進めて良いのかというビアギッテの気持ちもわかる。 その、ラウラの将来を見据えてもっと深く考えないといけない時に君は嫉妬してるーじゃねえよ、バカ!
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