ふんだり蹴ったり(仮)ver.2.0
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トップページのジェフレンはKanaさんに描いて頂きました(*´∀`)2枚描いて頂いたんですがもう一枚はKanaさんのブログで見れます。Kanaさんどうもありがとうございます!
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「Movie/Drama/Book/Music 」 の記事一覧
2018.05.24 Thu
熊と踊れ


(明日書く予定)
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2018.05.23 Wed
北京から来た男

久しぶりにハズレ引いたー!!!!

いやね、上巻は楽しかったんですよ。
始まりのオオカミ視点の描写も良かったし、カメラマンに視点人物が切り替わり大量殺人が発覚。
もうこれからどうなるんだろう、って思いますよね。
それで主人公の女性裁判官の視点になり、自分の母親の義父母が犠牲者の中にいる、と知って事件に興味を持ち始め。
しかしこの女性裁判官、ビルギッタ・ロスリンっていうんですけどこれがまー面白くない人物で。
それでも上巻はまだ少しずつ事件の真相に近づいている気がしたし、
第二部の1860年代の中国の話もとても面白くて、
サンが恨みを持った人間の子孫が第一部で犠牲になった人たち、というのもここで明かされるんですよね。
ああ、ここで繋がるのか!それで約150年後の事件とどう繋がるの?
サンが生きている筈はないし、サンの子孫が犯人ってこと?とドキドキしながら読み進め、
また現代に話が戻ってきた時にその子孫がヤ・ルーという人物であること、
察しの通り、ヤ・ルーはサンの日記と彼の遺した恨みに強く共感しており、どうやら自分の右腕であるボディーガードを使って犯行を計画したようだということは明かされる。

下巻はどうなるの!どうやってヤ・ルーを追い詰めていくの!
って思ったんですよ。思ってたから本当下巻には超がっかりだ。

視点人物はまたビルギッタに戻り、上巻の終盤から始まっていた彼女と昔の友人カーリンによる、青春回顧録が下巻で全開!
上巻でもこの回顧録きつかったんですよ、毛沢東はもういい……早く話を進めて……。
それが下巻でも収まらず、結局何の収穫もないままビルギッタパート第一部終了。
そしたら突然ホンクィに視点人物が変わるんですが、その直前のヤン・バとかいう人物と会議の様子を延々と描写する意味は一体何だったの。。てっきり重要な人物かと思ってたら別にそのあと出てこないし。
ただのアフリカの話に繋ぐための導入部だった模様。

ホンクイ、ヤ・ルーの姉であり、中国旅行中のビルギッタとも接点があり、という点で
彼女が視点人物になるのは全然構わないのですが、
贈賄容疑で処刑される前の人間に会い、ヤ・ルーの弱点を探ろうとしたり
自分の政治観と弟の政治観が合わない故にふたりの対立が描かれていくんですが
もうこの辺のくだり、なーーーーーーーんも解決しないまま終了しますからね。
肝心の大量殺人のほうも……あれ、解決っていうの?
ホンクィ絡みのチートキャラみたいな人間が終盤唐突にビルギッタの元に出てきて物凄い力業で片づけておしまい!

そもそもこれミステリだったのかな?って疑問が沸いてきました。
ミステリとして読んだからあの結末に腹立ったのであって作者の意図は別にあったのでは。
なんてことまで考えてしまいましたとさ。
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2018.04.02 Mon
月の夜は暗く

な、なんか……クリミナルマインドのノベライズを読んでいるようだった。
犯人の残虐性とか童謡殺人という異常性とか、あとスナイデルが心理官なのでプロファイラーなんですよね。
章ごとに短い文章が添えられているんですけどそれもロッシとかホッチの声で再生されてました笑

面白くなかったわけではないんですけどね。
夏を殺す少女みたいなのを期待してたのでちょっと期待外れではあった。
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2018.03.29 Thu
特捜部Q 自撮りする女たち

原題がSELFIESだからって「自撮りする女たち」ってタイトルどうよ?とか思ってたんですけど
確かに自撮りしてるわ、しかも割と重要な手がかりだったわ。

今までの特捜部Qシリーズでは「キジ殺し」が一番好きだったんですけど(キミーの存在感よ)今はこれが一番かもしれない。
ただのちょっとイッちゃってる姉ちゃんのイメージが強かったローセの過去と彼女の抱えている問題にようやく焦点があたったというか。そのうちアサドの意味ありげな過去にもスポットライトが当たる日がくるのかしら?
それでね、このローセの描写がかなり重くて苦しいんですが、おまけに彼女の過去を巡る度もなかなか重いんですが(故にここの部分で物語全体の疾走感がなくなってしまっている、と思う人もいるかもしれない)その重さを軽くする為かいつもに増してカール・マークがキレッキレ。
「おれに好きなようにしていいってんなら焼き払ってやるんだがな」から始まり、お偉いさん方の会議へ乗り込み今回はリスにも悪態吐いてます(心の中で)でも取りあえずやっぱりリスの美貌は褒めるのがいつものカール。
モーデン、ミカと別れちゃったんですねえ……お似合いだったのに。
それでもハーディの危機には来てくれるミカ、良い人だ。
キレキレのカールで思い出しましたけどモーデンからのアドバイスに
「よりによってお前からのアドバイスかよ」ってツッコむカールに笑いました。
やはりカールはこうでないとね。
逆境に立たされても毒づいて盾突いてそれでも事件を解明するのがこの人の魅力。
でも今回冴えていたのはアサドとゴードン坊やですけどね。
カールは何かにつけてゴードンをネタにしてますけど頑張ってるし超奮闘してたし良い子じゃん。
前作まで印象薄かったけど今回は愛するローセのため、めちゃくちゃ頑張ってました。
もしかしてローセは次回作でも復帰なしかな?
あまりにもゴードンが好印象だったのでこのままでいくのかと思う程です。

1.過去のステファニー・ゴンダスン殺害事件 2.つい最近あったリーモア・ツィマーマン殺害事件は関係があるのでは?とかつての上司であるマークス・ヤコプスンに突っつかれて捜査を始めるのですが、
そこから3.リーモアの孫娘であるデニス(ドリト)・ツィマーマンとその友達のジャズミンとミッシェルが引き起こす事件と
4.ソーシャルワーカーのアネリ(アネ=リーネ・スヴェンスン)が起こす事件が繋がっていくのですが
そこに全く関係ないかに見えた5.ローセの問題が上手くはまっていく様子が面白いのなんのって。
北欧ミステリ王道的展開だね、繋がりが見えるまではよくわかんないんだけど繋がった瞬間の気持ち良さったら。

デニスたちは割と同情できない人物像的な描かれ方をしているのですが、
ミッシェルは他のふたりと違ってちょっと頭の足りない子なだけのような気がしますね。
デニスとジャズミンはやっちゃいけないラインを軽々と飛び越えるけどミッシェルは越えれない。
でも友達にいたらミッシェルにはイライラするだろうなあ、実際デニスもジャズミンもイライラしていたし。
デニスとジャズミンも考えなしなんだけど悪知恵は働くんだよね、マレヴァル型だ!
お金は必要だけど身体は売りたくない、悪いこともしたくない。じゃあ働けよって感じなんですがそれもヤダ。
夢見るお姫様なんだけど起こしてしまった事件の後、一番現実がわかっていたのもこの子。
まあそれで元彼パトリクの所へ戻ろうとするのが……って感じですけど悔いた矢先にアレなので少々気の毒ではありますね。

ローセが見たデニスの背中の引っかき傷は一体何だったんだろ?
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2018.03.25 Sun
『少女』 (犯罪心理捜査官セバスチャン)
(ネタバレ注意)


!!!!????って終わり方でした。

毎度毎度下巻の最後ーーー!!!!!ってなりますよね、本当このシリーズ。
ハンス・ローセンフェルトのほうがですね、ブリッジの脚本を書いている事もあって
それでブリッジの人物描写が本当好きなんですけどここにきてそれがめちゃくちゃセバスチャンでも映えているなあって思うんです。
一巻から読み返してみるとニコルとマリアが去った後のセバスチャンの行動が本当もうめっちゃ切ない。

自分が送ることのできる、いまとは違う人生、その可能性をかいま見てしまった。
(中略)
よく知っている感覚だ。長いこと抱えてきた感覚。喪失感。
(中略)
そうした事務的なことをすべて済ませたあと、その先へまったく進めずにいるのは、また別の話だ。


この後片づけをしている描写がもう本当に悲しく切ない。
ヴァニヤにセバスチャンが妻子であるリリーとサビーネとの別離をいつ話していたか覚えていないんですけど
(妻が死んだことは打ち明けていたけれどどういう経緯でリリーだけでなくサビーネも死んでしまったのかは話している描写がなかったような。ヴェルーヴェンの時も思ったんですけど海外の作家さんって日本だと間違いなく入れるだろうなーってシーンをさくっと省きますよね/笑。恐らくはヴァニヤと距離を縮める過程で話したのでしょう、きっと)
何でヴァニヤは家庭を持った事も大事な人を徹底的に喪った事もないのにここまで出しゃばってんの?
父親を今まで家族と思っていたものを失った、とか言わないですよね。
嘘を吐かれた!って相手の謝罪も受け入れず跳ね付け続けているのはヴァニヤだし。
犯罪を犯しました、嘘を吐きました。実の娘じゃありませんでした。
それが例えヴァニヤにとって許し難い行為でももう一度再構築しようと思えば出来るものなんですよ。
でも違うじゃん、セバスチャンは違うじゃん。相手亡くなってるじゃん。

懐かしの第1巻で「被害者の親があんな風にマスコミに受け答えできるものなんですか?」て言ったヴァニヤに
「君は子どもを殺された事があるのか?」
「ないですけど」
「なら黙ってろ。子を失ってどんな反応をするかなんて当事者にしかわからない」
ていうセバスチャンの発言が本当に良かったので、私は以降どれだけセバスチャンがクソな行動しようが発言しようが許してる。
だから今回の結末は本当に本当に悲しい。
しかも子どもを産んだ事もなく特定の男性と自分の家庭を築いた事もなく、両親の嘘も大人になっても許容できない自分が恵まれた立ち位置にいる事を微塵も理解できない小娘によって壊された事が悲しい。
君の置かれている状況は気持ちひとつで再構築もできるし徹底的に破壊する事もできる。
だけどセバスチャンが築こうとした幸せに干渉して破壊する権利はないでしょうよ。

今回ビリーもヴァニヤ(ヴァニヤはいつもですけど)も自分の正義に固執しすぎだと思う。
真実を話すことはすべての人々がハッピーになれる事ではない。嘘を吐く事は絶対悪ではない。
ビリーは「イェニフェルが正しかった」て認めてたけどヴァニヤは絶対認めないだろうし。
自分がして欲しい事は他人にとってもそうだとは限らないんだよ小娘
そんな真実を知るくらいなら知らないほうが良かった、と思う人間もいる。

あとマリアね。二回もニコルの命を助けたんですよ。
利用された、信用してたのに裏切られた。その気持ちはわかるけど。
でも娘をもう一度助けてくれた事も帳消しになるんだーってなんか微妙な気持ちになりました。
まあセバスチャンも質問に嘘で返したのは良くなかったと思うけどね、でもこれがセバスチャンだし/笑

ニコルとのシーンがあまりに幸せに満ちていたのでこの再びの別れのシーンはかなりショックで
ヴァニヤうっぜええええええって感情が先行してたんですけど最後まで読んだらもうそれすら忘れてたね……
ビリーがこのチーム唯一の常識人だとそう思っていた時期が私にもありました。

もう手遅れ感ぱないですよね。だからこその結婚式の描写、意味深な過去形なのかよって。
次回作どう出るのかわかんないですけどもう絶対近いうちにやらかしますね。
上巻でセバスチャンが「人をふたりも撃ってふつうでいられる筈がない」って言っていたのはこういう事か。

以下ついったーに書いたおまけの感想みたいな。
*****
凄く綿密に凝られていて真犯人がわかった後も最後の最後まで面白かった「少女」は間違いなく傑作。
だけどもセバスチャンの気持ちになるとつらすぎるんや……読んでて悲しくなるんよ……
私やっぱりカール・マークさんみたいに適宜オラついていて欲しいんだとおもう
セバスチャンもオラついてんだけど読み進めれば読み進めるほど
親しくなってその先それを失う事の恐怖による自己防衛に思えるんだよね、だから余計悲しい。
でもカール先生は違うじゃん、自撮り〜までローセにもアサドにも全力投球じゃん容赦ないじゃん、そこがいい。
事件が重いから釘打ち事件も最新作でのローセの過去の話も含めて重い事件が重なるから、なるべくカール先生は重くならないように振ってる。
モーナやリスに対して甘いところとか、逆に男性に対してシビアなとことか笑えるようにしてる。
セバスチャンはセックス依存症の描写すら悲しい。
埋めれない孤独を懸命に埋めようと足掻いていて悲しい。
ヴェルーヴェンといい、セバスチャンといい、やっぱり大事な人を失った人間の闇ってのは読んでいてつらい。
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2018.03.20 Tue
犯罪

作者(フェルディナント・フォン・シーラッハ)とタイトル(犯罪)で検索すると誤訳を指摘するサイトが一番に引っかかるってどうなん?
と思いつつそれ(誤訳)を差し引いても面白かったです。
『棘』が一番好み。
こういう平凡な人が淡々と狂気に犯されていく様子とかまったく反対に少しだけ小さな幸せを見つけたりする話好きなんですよ。
今回は前者ですけど。
必要以上に装飾しない文章と淡々と過ぎていく日常がめちゃくちゃ合っていてハマりました。
因みに後者だと映画になっちゃうんですけどアキ・カウリスマキの『街のあかり』とかパトリス・ルコントの『列車に乗った男』とか。
列車に乗った男はちょっと違うか。
それで「棘を抜く少年」が棘を抜く事が出来たか否かってそういうの気になりだすのもなんかわかってしまうし、
取りつかれてしまったのは同じ部屋で長時間過ごし続けたストレスなんでしょうけども。
このあるある感も相まって好きです。私も最近、息子と一緒に「ブレーメンの音楽隊」の歌を聴きながら
「ブレーメンは遠い、遠いって歌ってるけどそもそも出発点どこなのよ?」
という事が気になって一時間くらいスマホで調べまくってました。結局わかんなかったんですけど。

『エチオピアの男』はなんかちょっと泣けてくる話ですよね、これ最後で良かった。
『緑』は数字だと何だろう?RGB(0.128.0)ですけど128だと赤になっちゃうんで32768?
そんなでかい数字、作中に出てきただろうか。008000とかもっと長いしなあ。
『タナタ氏の茶碗』の最後の会話はマノリスたちが助かった事によって死ぬ必要がなかった誰かが死んだということ?盗まなければ死ぬことのなかった人たちの暗喩?それともこの会話に特に意味はない?
ほら、またこんな感じで考えても仕方のない事が気になってくる。

2015年初版の文庫版では上記サイトによる誤訳は大部分修正されていますが
その後の展開と齟齬がない、影響がない部分はそのまんまになっております。
『幸運』の「男の顔が横を向き、よだれがあごを伝い、目が天井を向いている」もそのひとつ。
でもこれ、読み返す度笑っちゃうから修正して欲しい/笑

あとその『幸運』ですが最後の段落で本当に幸運だったとイリーナが思う場面で
「もしや心筋梗塞に見せかけた殺しって事か?バレなくて良かった的な!?」
と勘違いしてたんですがこれは単純に自分が不法入国による拘留がなくて幸運だった、って事なんですね。
ちょっと「毒性元素」の世界に入り浸りすぎたみたいです。
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